前回の記事では、ボートレースAIを3日間自動運転し、毎日の予想処理を人が途中で操作せず動かせるところまで確認しました。
ここまで来ると、いよいよ正式なForward Testに近づいてきます。
ただ、その前にひとつ大事な問題があります。
これまでの開発中のテスト結果と、これから記録する正式な成績を混ぜないことです。
これまでのテスト結果は、そのまま残す
これまでの開発では、いろいろな段階でAIの予想や判定を保存してきました。それらは、あくまで開発途中の確認用データです。
そこで、新しくcampaignという目印を付ける仕組みを追加しました。
campaignは「どの期間の記録か」を分ける目印
今回作ったcampaignは、forward_main_restart_20260822_v1です。
意味としては「2026年8月22日から始める正式運用前の新しい管理単位」くらいに考えれば大丈夫です。
いきなり本番にはしない
現在はSHADOWという状態にしています。
SHADOWは、本番とほぼ同じ動きをさせるけれど、まだ正式成績には入れない確認モードです。
本番と同じ流れで動かす
↓
AIが予想する
↓
PURCHASE / SKIPを保存する
↓
ただし正式成績には入れない
なぜSHADOWを入れるのか
3日間の自動運転テストは成功しました。それでもいきなり正式運用にしないのは、新しく追加した管理の仕組みまで、本当に正しく動くか確認したいからです。
正しいcampaignに保存されるか、二重に保存されないか、テスト結果が正式成績に混ざらないか、といったところを確認します。
過去の成績は変更していない
- Forward判定:114件
- Forward評価:97件
過去の成績を書き換えたり、新しいSHADOWのデータと混ぜたりはしていません。
次はSHADOWの自然起動を確認
次は8月23日に、実際の自然起動でSHADOWが正しく動くか確認します。
当日のレース情報を取得
↓
対象レースを自動選定
↓
対象時刻にAI予想
↓
PURCHASE / SKIPを保存
↓
SHADOWの記録として保存
↓
正式成績に入っていないことを確認
この確認が成功しても、すぐ正式運用に切り替える予定ではありません。
まとめ
テスト結果と、これからの正式成績をきちんと分けて管理する仕組みを作ったというのが一番大きなポイントです。
次回は、処理の途中でエラーが起きても中途半端なデータを残さない、正式Forward Test向けの安全対策について紹介します。
前回:ボートレースAIを3日間自動運転してみた|Stage 6で見えた課題と改善
次回:ボートレースAIを安全に動かすため、途中失敗でもデータを残さない仕組みを作りました


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