ボートレースAI開発日記⑮|正式評価22件と、AI予想をブログへ渡す準備

正式な予想記録の確認と、ブログへ渡す準備を示すボートレースAI開発日記⑮のアイキャッチ ボートレースAI開発

前回は、AIが残した予想の記録を急いで確定させず、ブログへの連携もすぐには本番へ入れない理由を書きました。

今回は、その後に積み上がった正式な記録と、AIの予想をブログへ渡すための準備がどこまで進んだのかをまとめます。

前回の記事:予想の記録を確かめながら、ブログ連携を急がない理由|開発日記⑭

正式な記録は、判断23件・評価22件になりました

2026年10月11日朝の時点で、正式な運用として残した判断は23件です。そのうち、レース後の結果確認まで終えたものは22件。残り1件は、結果を確認している途中です。

項目 現在の記録
正式な判断 23件
結果確認まで完了 22件
結果確認待ち 1件
購入する判断 6件
見送る判断 17件

ここで数えているのは、決めた時刻に自動で動き、その時点の判断と確認記録がそろったものだけです。開発中の試験や過去の参考記録は混ぜていません。

小さなプラスを、すぐ成功とは言わない

結果確認まで終えた購入判断は5件です。内訳は的中3件、不的中2件でした。

項目 検証上の計算値
購入想定額 500円
払戻計算額 1,990円
計算上の収支 +1,490円
計算上の回収率 398.0%

この表は、購入判定が出た5件を各100円で購入したと仮定し、公式結果・払戻と照合した検証成績です。実際の舟券購入や入出金を確認した記録ではないため、実利益を示すものではありません。見送り17件は購入想定額0円とし、未評価の判断や開発中の試験記録は含めていません。

数字だけを見ると、良いスタートに見えるかもしれません。ただし、購入判断はまだ5件です。1レースの結果で数字が大きく動く段階なので、AIの精度や収益性が証明されたとは考えていません。

結果が良かったから条件を変える、悪かったから後から予想を作り直す、といったことはしません。いまの戦略と購入条件を固定したまま、同じ基準の記録を増やしていきます。

見送ったレースも、正式な記録です

正式な判断23件のうち、17件は見送りでした。買わない判断も、あとからAIの考え方を確かめるために必要な記録です。

たとえば10月2日の大村12Rでは、結果確認まで完了しましたが、AIは購入条件を満たさないとして見送っていました。公式の払戻はありましたが、見送り判定のため、検証上の購入想定額・払戻計算額はともに0円です。

一方、10月3日の下関12Rは購入する判断で、結果確認まで完了しました。予想した3艇の組み合わせが公式結果と一致しました。100円で購入したと仮定した払戻計算額は320円、計算上の収支は+220円です。実購入や実際の入出金を確認したものではありません。

購入判定と結果の照合だけではなく、「どんな条件なら見送ったのか」も残すことで、後から判断の偏りや改善点を確かめられます。

10月10日分は、まだ成績に入れません

10月10日の桐生12Rでは、AIは購入する判断を残し、予想後の確認まで完了しています。

ただし、この記事を書いている時点では、着順・払戻・的中か不的中かの確認はまだ終わっていません。そのため、この判断にある購入想定額100円は、評価済みの購入想定額・払戻計算額・計算上の収支・回収率には入れていません。

早く数字をそろえることよりも、必要な確認がそろってから正式な成績へ入れることを優先しています。

AIの予想をブログへ渡す準備も進みました

今回、新しく確認できたのは、AIが残した予想をブログで使える形のデータへまとめる仕組みです。

10月10日の判断では、AIの本番運用の中で、ブログ用の受け渡しデータが生成され、確認記録も残りました。これは、予想をブログへ渡すための準備が、実際に動く環境でも確認できたということです。

ただし、ここでいう「準備できた」は、WordPressの記事が自動で作られたという意味ではありません。WordPressへの下書き作成、投稿、公開はまだ行っていません。

データを作る段階と、ブログへ反映する段階は別です。予想の記録を壊さず、重複投稿を防げること、問題があれば止められることを確認してから、次の段階へ進めます。

まだ本番へ入れていない仕組みもあります

レース結果の候補を自動で集めるための仕組みは、まだ本番運用には入れていません。

結果の確認は、正式な評価を保存する仕組みとは別に扱っています。便利そうに見える機能でも、結果を誤って取り込んだり、予想時点の記録を変えたりするおそれがあれば、すぐには使いません。

本番で動いているプログラムと、これから確認する改善案を分けて管理する方針は、これからも変えません。

今回のまとめ

今回確認できたことは、次の5点です。

  1. 正式な判断は23件、結果確認まで終えたものは22件になった
  2. 評価済みの購入判断は5件で、成績はまだ小さな母数にとどまる
  3. 見送った17件も、購入想定額0円の正式な判断として残している
  4. 10月10日分は購入する判断まで完了したが、結果確認前なので成績には入れない
  5. AIからブログへ渡すデータの生成は確認できたが、WordPressへの自動投稿はまだ始めていない

AIを育てるうえで大切なのは、良い数字だけを急いで並べることではありません。どの時点で何を判断し、どこまで確認できているかを残しながら、同じ条件で記録を積み上げることだと考えています。

※本文中の件数は2026年10月11日 09:24 JST時点の記録です。成績は、その時点で結果確認まで完了した正式記録だけを対象とする検証上の計算値です。2026年10月17日、実購入・実際の入出金との違いが明確になるよう表現を修正しました。

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